坐骨神経痛と腰椎椎間板ヘルニアの違い | 2023/10/24
坐骨神経痛と腰椎椎間板ヘルニアは、腰や臀部に痛みを引き起こす神経系の問題ですが、それぞれ異なる状態であり、異なる原因と症状を持っています。以下では、これらの2つの症状の違いについて詳しく説明します。
- 原因:
- 腰椎椎間板ヘルニア: 腰椎椎間板ヘルニアは、腰椎の椎間板と呼ばれるクッションの一部が損傷し、内部のゲル状の物質が外に漏れ出し、神経を圧迫します。これは通常、椎間板の劣化、損傷、または急激な圧力がかかった場合に発生します。
- 坐骨神経痛: 坐骨神経痛は、坐骨神経が圧迫されるか刺激されることによって引き起こされます。この痛みは通常、腰椎の近くから臀部、大腿部、膝、または足に沿って放射痛が生じます。坐骨神経は腰椎から仙骨まで走行し、その経路で圧迫が生じることがあります。
- 症状:
- 腰椎椎間板ヘルニア: 腰椎椎間板ヘルニアの主要な症状は、腰痛、しびれ、筋力の減退、および脚の痛みです。特に特定の動作や姿勢で痛みが悪化することがあります。また、腰椎椎間板ヘルニアの場合、しばしば特定の神経が圧迫されるため、特定の部位に痛みが局在化しやすいです。
- 坐骨神経痛: 坐骨神経痛は、通常、臀部から脚にかけて放射痛を伴います。腰椎椎間板ヘルニア以外の要因でも引き起こされる可能性があり、臀部や大腿部に痛みやしびれが現れることがあります。また、坐骨神経痛はしばしば特定の運動や姿勢に敏感で、腰椎椎間板ヘルニアとは異なる痛みの特性があります。
- ゆめたか接骨院での施術:
- 腰椎椎間板ヘルニア: 身体のバランスが崩れたり、筋肉の緊張によって腰椎に負荷がかかります。矯正により歪みを整え、筋肉をほぐして柔らかくし、筋力をつけて腰椎にかかる負荷を減らします。
- 坐骨神経痛: 坐骨神経痛の原因である神経の圧迫はm梨状筋というお尻の筋肉が緊張すると起こります。梨状筋は骨盤についている筋肉なので矯正で歪みを整えてから筋肉にアプローチします。
上記のような症状でお困りの方は一度お問い合わせ下さい。
文責 柔道整復師 岡田 龍樹 治療歴6年