変形性股関節症
- 歩くと足の付け根につっかかりを感じる
- 椅子から立ち上がるのに苦労する
- しゃがむのが大変である
- 足をかばった歩き方をしている
- 医者から手術を勧められたがしたくない
股関節は、太ももの骨の上端にある球状の部分(大腿骨頭)と、骨盤にある受け皿のような部分(寛骨臼)とで構成されています。
この形をとることで股関節は自由に動かすことができます。
この股関節にある軟骨が何らかが原因で変形したために股関節周辺にこわばりや痛みが出ることを、変形性股関節症といいます。
一般的な対処法とは|富山市 ゆめたか接骨院
変形性股関節症の原因は大きく2つに分けられています。
長年使ったために軟骨がすり減って発生するものを「一次性」、ケガや病気によって発生したものを「二次性」と区分されています。
どちらも、
①股関節の損傷具合
②片方か、あるいは両方の股関節か
③年齢、筋力の程度、体重、スポーツ活動の程度、職業
④処置に費やせる時間
など、総合的にかんがみて対処法を選択していきます。
・薬物療法
クスリをつかって、痛みを和らげるのを目的としています。
炎症を鎮める薬や、痛みを感じにくくする痛み止め、湿布を処方されることが多いです。
・運動療法
股関節まわりの筋肉をつけることで、股関節の負担を減らし変形の進行を遅らせることができます。
ストレッチや筋肉トレーニング、水の中での運動などが一般的です。
・手術療法
股関節の損傷が大きく、他の対処法では改善されにくい場合、手術を選択されることが多いです。
変形部分以外はなるべく温存する「骨切り術」と、股関節の骨を人工物に取りかえる「人工股関節置換術」が一般的です。
ゆめたか接骨院の施術とは|富山市 ゆめたか接骨院
軟骨は一度傷ついてしまうと”完全に元の状態に戻す”ことは難しいです。
だからこそ、今以上に悪化させないように、軟骨をすり減らさないように、股関節まわりの環境を変えていく必要があります。
傷ついた軟骨を少しでも修復するには酸素と栄養が必要です。
軟骨に栄養などを与えるのは関節の中を満たす液の役割です。
この液に酸素と栄養が届くように、股関節への血流量を増やしていくべきです。
そのためにゆめたか接骨院では「骨盤矯正」をして血流の流れを良くしていきます。
また、軟骨同士の当たりを少なくするために、股関節に隙間を作って動く余裕をもたせます。
正常であっても軟骨同士は当たりますが、股関節に負担がかかっていると軟骨同士の隙間が狭くなり、その分当たりが強くなって変形を強めてしまいます。
余裕を作ることで、関節の負担を減らすことができます。
これを作るカギは、股関節まわりにある筋肉にあると考えており、股関節に関連する筋肉の柔軟性が必要です。
運動療法のように筋肉をつけることも大事ですが、足をかばい”筋肉の硬さ”があるまま運動することになるため、うまく伸び縮みできず運動効果が少なくなったり、痛み自体が強くなったりします。
この筋肉の硬さを取り除くことで股関節の負担が減るだけでなく、運動効果が十二分に発揮されやすくなります。
このように、痛みがあるから…と股関節ばかりみるのではなく、全身を確認していく必要があります。
ゆめたか接骨院は「根本改善」に向けてお手伝いさせていただきます。
お困りの際は、まずご相談ください。