季節の変わり目はぎっくり腰に注意!! | 2020/09/29
台風が過ぎ去ってから気温が下がり、秋らしい気候になってきました。
こういった季節の変わり目はぎっくり腰の患者さんが多く来院されます。
なぜ夏〜秋、秋〜冬にぎっくり腰になりやすいかというと、
日中は気温が上昇しますが朝晩は冷え込みます。
気温が下がると体が冷えて筋肉が硬くなってしまいます。
筋肉が硬くなると体を動かした際に筋肉の繊維が切れてしまい、
ぎっくり腰になってしまいます。
気温以外にも台風などで気圧の変化により筋肉が硬くなってしまいます。
対処法
①身体を温める
シャワーだけで済ましている方はしっかり湯船に浸かって体を温めましょう。
寝る際には腰回りを冷やさないように腹巻きを巻くのがオススメです。
起床時は体が冷えて硬くなっているので、冷たい飲み物を飲まずに、
常温のものか、白湯などを飲んで体の中から温めましょう。
②歪みを整える
歪みがあると体のどこかしらに負担がかかってしまいます。
歪みのなく左右対称で筋肉が柔らかい上程になると、
ぎっくり腰やその他の怪我、体の不調を予防できます。
③ストレッチをする
筋肉が硬いとぎっくり腰になるリスクが高くなってしまうので、
ストレッチをして、筋肉をほぐしましょう。
お風呂上がりにするとより効果的です。
④筋肉をつける
体は骨と筋肉によって支えられています。
筋力が低下すると腰への負担が大きくなり腰痛になりやすくなります。
腹横筋という筋肉はコルセットのような形状をしていて、
この筋肉を鍛えることでコルセットの役割をしてくれるので、
ぎっくり腰の予防になります。
万が一ぎっくり腰になってしまったら
ぎっくり腰になると痛めた日から数日は強い痛みがあります。
その数日は安静にして患部を氷水などで冷やしてください。
ぎっくり腰になると患部に炎症が起こるので、お酒は控えて、
お風呂に入る際は浴槽に浸からずにシャワーだけにしてください。
冷房による首、肩のこり | 2020/09/01
9月になりましたがまだまだ厳しい暑さが続いていますね。
自宅や職場でエアコンをつけっぱなしにしている方も多いかと思います。
長時間冷房が効いた環境にいると、首や肩のこり、頭痛などの症状が起こりやすくなります。
「なぜ、冷房で冷えると首や肩が凝る?」
夏場は体内の熱を外に逃がすため発汗します。その際に血管の拡張が起こるのですが、
長時間冷房の効いた部屋にいると、血管が収縮してしまい血流障害が起こります。
その結果、筋肉が硬くなり首や肩の筋肉が凝ってしまうのです。
また、暑い場所と涼しい場所の出入りを繰り返すことによって、自律神経のバランスが乱れてしまいます。
自律神経は体温調節や呼吸、血液循環、その他生命維持機能を無意識に調節しています。
その自律神経が乱れてしまうと倦怠感、めまい、頭痛、冷え、発汗、下痢、肩こりなどの症状が現れます。
「エアコンの冷えから体を守るには」
∇服装を意識する
女性に多いのが、職場などでエアコンの設定温度が合わずに体が冷えること。
そんな時はカーディガンやスカーフで肌の露出を防いだり、
腹巻を使ってお腹を冷やさないようにしましょう。
∇食事を変える
体を冷やさないようにするには、体の中から温めることも大切です。
夏場は冷たい水を飲んだり、アイスクリームを食べたり、冷たいものを口にする機会が多いです。
それらの飲食物は体の中から冷やしてしまうので、生姜や根菜類の体を温める食べ物や、
常温の水や白湯を飲んで冷やさないようにしましょう。
∇軽い運動運動
体が冷えると筋肉が硬くなってしまいます。筋肉は血液を巡らせるポンプの役割をしています。
軽い運動(ジョギングやラジオ体操)をすることで筋肉がほぐれて血液のめぐりが良くなります。
∇入浴で体を温める
夏場はシャワーしか浴びないという方が多いと思います。
少しぬるめのお風呂で15分ほど入浴するとリラックスもでき、体も温まるのでオススメです。
以上のことに気をつけながら体を冷えから守りましょう!