肩の痛み
- 肩が動かしづらい
- 若い頃のように動けなくなった
- 肩の悩みを放置していたら違和感が増した
- 肩が痛い原因がはっきりしない
- 肩の痛みを和らげる方法が分からない
「肩の痛み」とひとくちにいっても、
- 痛くなった原因・状況
- 痛い箇所
- 痛みが出る動作・時間
- 動かせる範囲
…などによっては、筋肉痛のように程度の軽いものから、骨折のように程度の重いものまで様々です。
また、それによって施術法は大きく異なります。
ここでは肩の痛みに関して、代表的なものを取り上げていきます。
代表的な肩の痛み|富山市 ゆめたか接骨院
・肩こり(肩コリ、肩凝り)
首〜肩にかけて、コリ感や詰まった感、重だるさ、痛みが出てくるものを指します。
また、痛みが強いと頭痛や目まいなどを引き起こしやすいです。
主な原因は疲労や悪い姿勢です。
腰痛とともに日本の「国民病」といわれており、平成28年に行われた国民生活基礎調査では男性で2番目に、女性で1番目に多く持っているという結果がでています。
・四十肩、五十肩
正式名は「肩関節周囲炎」といい、肩のじん帯や関節包(関節を包む袋)などに炎症が起こることで発生します。
肩〜腕にかけて、肩の動きの制限と痛みが出ます。
また、炎症期といわれる時期では夜寝るときや朝方目が覚めたときにじっとしていても痛みが現れます。
下記の腱板損傷と間違われやすいですが、四十肩・五十肩の場合は腕を上げる途中も上がりきるときも痛みが出ます。
病院でMRIなどの精密検査をして負傷箇所がみられなければ四十肩・五十肩と診断されます。
40代・50代によく発生することから四十肩・五十肩といわれていますが、最近ではスマホの普及などにより20代・30代であっても発症することがあるため二十肩・三十肩という言葉がでています。
・腱板損傷、腱板断裂
肩の4つの筋肉(棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋)をまとめて腱板(けんばん)といいます。
この筋肉の端っこにある腱が使いすぎなどにより千切れてしまうことを指します。
肩の動きの制限と痛みが出ます。
四十肩・五十肩と間違われやすいですが、腱板損傷・腱板断裂の場合腕を上げる途中は痛みがなく、肩を上げれる範囲の限界のところで痛みが出ます。
病院でMRIなどの精密検査をすることをオススメします。
・肩関節脱臼
肩の関節はその構造上脱臼しやすく、とくに女性は肩まわりの筋力が弱く、臼(肩関節の受け皿の部分)が浅いため脱臼しやすいです。
脱臼したところは通常よりも倍に膨れあがり、脱臼した側の腕を支えないと腕の重みで肩の痛さが増します。
脱臼の処置は早ければ早いほどクセになることは少なくなります。
また、脱臼を正しく処置していたとしても、軟骨損傷などの合併症が発生している場合がありますので一度病院で診てもらったほうが安心です。
・上腕二頭筋長頭腱炎
力こぶの筋肉(上腕二頭筋)は肩~ヒジにかけてくっついています。
その筋肉の肩にくっついている方の腱が、使いすぎによる摩擦などで炎症を起こしてしまうことを指します。
(状態によりますが)手を後ろへまわす動作など、とある動作のときだけ肩の前部分に痛みが出ます。
もし肩が痛くなったら?|富山市 ゆめたか接骨院
痛みというのは、体から出される危険信号なのです。
とくに針で刺されたような鋭い痛みやズキズキとうずくような痛みは、炎症やケガの恐れがあります。
その場合は氷などで冷やし安静を保ったまま医療機関へすぐに受診してください。
「この程度の痛みなら大丈夫だろう」と放っておかず、早めに処置・施術することで早期回復へ繋がります。
ゆめたか接骨院には柔道整復師という国家資格をもった施術スタッフが常駐しており、骨折・脱臼などのケガの応急処置やリハビリができます。
ひとりで悩まず、まずはご相談下さい。