高齢者に多い骨折!! | 2020/12/11
今年も残すところあとわずか。
天気予報では雪マークを見かける日が多くなってきました。
雪が降ると路面が凍結し、転倒のリスクが高まります。
転倒した際に高齢者の方が骨折しやすい場所があるのですが、みなさんご存知ですか?
それは…
①手首の骨折(橈骨遠位端骨折)
転倒して手をついた際などに骨折しやすいです。
骨が大きくずれてしまうと、手首がフォーク状に変形したりします。
手をついてから痛みや腫れがきつい場合はすぐに病院へ行きましょう。
②肩の骨折(上腕骨外科頚骨折)
腕の骨の方に近い部分の骨折です。
転倒した際に手や肘をついたり、肩をぶつけた際に発生します。
肩に強い痛みが出て、肩から腕や胸に皮下出血(内出血)が見られることもあります。
③背骨の骨折(胸腰椎圧迫骨折)
尻餅をついたり、重いものを持ち上げた際に背骨の一部が潰れてしまう骨折ですが、
いつの間にか骨折と呼ばれるくらい、いつ折れたか気づかないこともある骨折です。
背骨の中でも特に胸と腰の間の骨が骨折しやすく、
寝返りやくしゃみなどで強い痛みが現れ、背中は丸くなって、身長も少し縮んでしまいます。
いつもと違う腰の痛みがあれば、この骨折の可能性を疑って見ましょう。
④股関節の骨折(大腿骨頚部骨折)
太ももの骨の股関節に近い部分の骨折です。
転倒で太もも付近をぶつけることによって起こります。
この骨折は寝たきりになるきっかけになることが多いです。
高齢者の場合は怪我をして、長期間寝たきりになったり、ギプスや包帯で固定をしていると、
すぐに筋力が落ちてしまいます。その落ちた筋力はすぐに元通りになりません。
ですから、怪我をする前と同じ状態の日常生活を送れないということも少なくありません。
少しでも転倒のリスクを減らして、骨折など怪我をしないように気をつけましょう。
若い方も今のうちから健康を意識するだけで、老後の生活が変わってきます。
歪みのない左右対称の体で、筋肉が柔らかくて、しっかりと筋肉がついている体を目指しましょう!!
疲労を回復する入浴法 | 2020/12/04
今年も残るところあと少し。
年末にかけて仕事が忙しくなったり、雪かきなどをして疲労が溜まってくる季節です。
今回はそんな疲労の回復力を高める入浴法をご紹介します!
入浴の効果
①温熱効果
入浴することにより体が温まり、血管が広がることによって、血液の流れが良くなります。
血の巡りが良くなると体内の疲労物質や老廃物が流され、疲労回復に繋がります。
②水圧効果
湯船に浸かると、体に水圧がかかり、末端に溜まった血液が心臓に押し戻されます。
冷えやむくみの解消に繋がります。
③浮力効果
全身浴をすると、体の重さが浮力によって10分の1になります。
普段体重を支えている関節や筋肉への負担を減らすことができます。
疲労回復法
①お風呂の温度は40度にする
42度以上の熱めのお風呂に入ると、交感神経が活発に働きます。
交感神経が活発になると、血圧が上がり、脈拍が早くなり、筋肉が緊張します。
さらに寝つきが悪くなることになります。
40度程度のぬるめのお湯に浸かると、副交感神経が優位になります。
血圧が下がり、脈拍もゆっくりになるので、緊張していた筋肉が緩んで来ます。
筋肉の緊張がなくなると寝つきも良くなります。
②入浴後90分以内に寝る
お風呂に入ると体温が上がりますが、お風呂上がりに少しずつ体温は下がって来ます。
この体温が下がってくるタイミングで眠ると、深い眠りにつくことができるので、
翌朝すっきりと目覚めることができます。
③水分を入浴前後に取る
入浴した際に汗をかくことによって、体内の水分量が減ってしまいます。
体内の水分が減ると血液がドロドロになって、血流が悪くなってしまいます。
その結果、疲労物質や老廃物が流されなくなって、疲労が残ったままになってしまいます。
お風呂に入る前後にコップ一杯の水を飲みましょう。
これらをすることによって、睡眠の質が上がり、疲労も回復しやすくなりますが、
体に歪みがあると効果が半減します。
ゆめたか接骨院で、体の歪みを整え、筋肉が柔らかい状態を作り出すことによって、
より一層回復力が高まります。
本質的に健康な体づくりをしましょう!