肘の外側が痛い？テニス肘の原因と対処法 ｜ 2024/01/23
テニス肘は一般的に初心者のテニスプレイヤーによく見られる症状ですが、
テニス以外の活動や仕事に従事する人々にも起こりうる症状です。
この痛みや不快感は、肘の外側に現れ、
正確な原因と適切な対処法を理解することが重要です。
【原因】
肘の外側から手首や指を伸ばすための筋肉が付着しています。
その中の短橈側手根伸筋の付着部の炎症がテニス肘の痛みの原因だといわれています。
日常生活で使用している分にはそこまで負荷がかかりませんが、
スポーツや仕事、家事で過度な使用を繰り返すと発症するケースが多いです。
過度な使用をしなくても発症した場合は体の使い方に原因があるかもしれません。
テニスで例えると通常バックハンドで打球を打つ際は手首を反らさずに、
体全体を使って打ちます。
しかしテニス初心者の方は手首で打ち返そうとするので、
前腕の筋肉に負荷がかかり発症することがあります。
これはテニスに限らず全ての動作に共通して言えることです。
【対処法】
「休息とアイシング」
痛みが発生したら、活動を休止し、
氷で患部を冷やすことで炎症を軽減します。
「適切なストレッチと筋力強化」
適切なストレッチと筋力トレーニングは、
柔軟性を高め、筋力を強化する事で幹部にかかる負荷を減らします。
「動きの改善」
スポーツや仕事の動作に注意し、
正しいフォームを身につけることで、肘への負担を軽減できます。
「関節の調整」
関節が正しい位置にないと筋肉に負荷がかかるので、
関節の位置を正しい位置に戻します。
テニス肘は早期に対処しないと慢性化する可能性があるため、初期の段階で適切なケアを行いましょう。
症状が悪化する前に予防的な対策を取り入れ、健康な肘を維持することが大切です。
文責 柔道整復師 岡田 龍樹 治療歴６年
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