ゆめたか接骨院【スタッフブログ】

椎間板ヘルニアについて | 2021/07/13

概要
身体の中心に通っている脊椎(背骨)は、24個の椎骨(ついこつ)が積み重なって形成されている。上から7個の椎骨を頸椎、12個を胸椎、下の5個を腰椎という。それぞれの椎骨の間でクッションの役割を果たしている円盤状の軟骨が椎間板だ。この椎間板が、老化や運動などによって本来の位置からはみ出した状態が椎間板ヘルニアだ。はみ出た部分が神経を圧迫することで、痛みやしびれといった症状が発生する。

症状
痛みやしびれなどの症状の現れ方は、ヘルニアの発生部位や状態によってさまざまで、腰椎椎間板ヘルニアでは、腰・臀部の痛み、座骨神経痛による足の痛みとしびれ、筋力低下、歩行困難などの症状がみられる。前かがみになったり、椅子に座ったりすると痛みやしびれが強くなることが多い。神経の圧迫が進むと、尿が出にくい、便秘がちになるといった症状が出ることもある。頸椎椎間板ヘルニアの症状には2つのタイプがあり、ひとつは首の痛みと片方の肩や手に強い痛みやしびれが生じるもの。もうひとつは両手に痛みとしびれが出て、箸が使いにくくなったり、ボタンがかけづらくなったりする症状だ。足のもつれや歩行障害が出ることもある。胸椎椎間板ヘルニアは足のしびれや脱力感、歩行障害などが特徴的な症状で、痛みは少ない。一方、ヘルニアがあってもまったく症状が現れず、本人が気づいていないケースも多い。

 

 

 

 

 

 

 

予防法
日常的な予防方法としては、背骨に負担をかけないことが大切になる。重いものを持つときは腰をかがめずにひざを使って持ち上げよう。長時間同じ姿勢でいることを避け、適度な運動を習慣づけることも効果がある。腹筋や背筋は背骨への負担を少なくするので、筋力の維持・向上を心がけたい。ニコチンは椎間板周囲の血管を収縮させることで変性を促進するため、禁煙が望ましい。

 

環水院 柔道整復師 杉本

 

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