【ゆめたか接骨院】富山院･環水院|スタッフブログ

① 腰椎分離症とは

腰椎分離症（ようついぶんりしょう）とは、背骨の下部（腰椎）の一部である椎弓という骨が疲労によってひび割れたり、分離してしまう状態を指します。特にスポーツを頻繁に行う10代の成長期の子どもや、日常的に腰を反る動作が多い方に多く見られます。進行すると痛みが強まり、日常生活にも支障をきたすことがあるため、早期の対応が重要です。

② 原因

腰椎分離症の主な原因は、繰り返しの腰への負担です。例えば、ジャンプや体を反らす動きの多いスポーツ（野球、バレーボール、サッカー、体操など）では、腰椎に継続的なストレスが加わり、疲労骨折のような形で椎弓が損傷します。また、姿勢の悪さや筋力のアンバランスが、腰椎への負荷を助長しているケースもあります。

③ 症状

腰椎分離症の初期症状としては、腰を反らした時の痛みが代表的です。長時間の立位や歩行後に痛みが出ることもあります。進行すると、坐骨神経痛のような下肢への放散痛を感じるケースもあるため、症状の悪化には十分な注意が必要です。ただし、初期段階では痛みが軽度な場合もあるため、見逃しやすい点が問題となります。

④ 対策（ストレッチなど）

腰椎分離症の対策としては、まず運動量の調整が必要です。痛みが強い間は無理な運動は避け、安静を心がけることが重要です。その上で、体幹（インナーマッスル）やハムストリングスのストレッチ、股関節周りの柔軟性を高めるトレーニングが再発予防に効果的とされています。ただし、症状やステージによっては逆効果になることもあるため、専門家の指導のもとで行うことが望ましいです。

⑤ ゆめたか接骨院での治療法

ゆめたか接骨院では、腰椎分離症の方に対して、骨格のバランス調整と筋肉の緊張緩和を目的とした施術を行っています。骨盤や腰椎周辺のゆがみを整えることで、腰への負担を軽減し、自然治癒力を引き出すことを目指します。また、患者様の生活スタイルやスポーツ種目に合わせたストレッチやトレーニングの指導も行い、再発しにくい身体作りをサポートします。

富山市で体のメンテナンスはゆめたか接骨院へ。
腰の痛みや不調をそのままにせず、早めのケアで健康な体を保ちましょう。