運動してなくても発症する⁈ テニス肘 | 2021/06/07
こんにちは!
今週も夏のような暑さになる予報が出ていますので、体調が優れない時は無理せず休みましょう。
さて、今回はテニス肘についてです。
正式名称は「上腕骨外側上顆炎」といい、肘の外側の部分に炎症が起こっているものを指します。
テニスと名前が付いているように、テニス初心者に発症しやすかったために「テニス肘」という俗称があります。
ちなみに、肘の内側の部分に炎症が起こる「上腕骨内側上顆炎」というものもあります。
こちらは俗称として「野球肘」「ゴルフ肘」と呼ばれています。
発症原因としては、肘~手の使いすぎ(オーバーユース)が主にあります。
例えば…
・手首を反らせる
パソコンマウスの操作、手をつく 等
・手首をひねる
鍵をかける、ドアノブを回す、濡れたタオルを絞る 等
・ものを掴んで手首を動かす
買い物袋を持つ、箸で食べる、ペットボトルのフタを開ける 等
・指を伸ばす
パソコンなどのキーボードの操作 等
テニス肘は、軽症の頃は運動中のみのような一時的な痛みだけですが、進行していくにつれて日常的な動作でも痛みが生じるようになります。
重症化すると痛みが強すぎて日常的な動作ができなくなってしまうため、早期に治療することが必要です。
炎症が起こっている時は基本的に、
①安静
炎症を悪化させないようにする
例:休息、運動中止 など
②冷却
炎症を落ち着かせ痛みを引かせる
例:コールドスプレー、氷水、湿布 など
③固定
炎症部分を動かさないようにする
例:肘用サポーター、テーピング など
の3つをする必要があります。
しかしテニス肘の場合、日常的に肘〜手先を使うため安静にするのが難しく、治療が長引きやすい傾向にあります。
ゆめたか接骨院ではテニス肘に対して以下のアプローチをしていきます。
①骨盤矯正で体を正しい位置に戻す
痛みをかばっていると体の左右バランスが崩れ、全身の血液の流れが悪くなります。
すると痛みを起こしている部分を回復するために必要な酸素・栄養・血液量がじゅうぶんに行き届かなくなります。
全身矯正で体を整え、改善しやすい環境を作ります。
②筋肉をほぐして緩める
テニス肘でお悩みの方の状態を診させてもらうと、多くの方が発症している側の肩〜手先にかけて筋肉の硬さがあります。
とくに肘の外側部分〜手にかけての硬さが強く出ていることがほとんどです。
これは筋肉を酷使し疲労が蓄積されたために、ゴムのような弾力性を無くした筋肉が肘の外側部分を引っ張ってしまい痛みを起こしているのです。
これらの筋肉を柔らかくし痛みの軽減を図ります。
③筋力トレーニングで筋力をつける
長時間・長期間も安静にしていた方ほど、発症していた側の筋肉が衰えてしまい左右の腕の筋力差が激しくあります。
筋力が弱いまま普段通りの運動・仕事・日常生活等をすると、想像以上の負荷がかかりテニス肘を再発しやすくなります。
そのため普段通りのことができる筋力を鍛えて取り戻し、日常生活に耐えれるようにする必要があります。
現状に見合った運動・負荷をかけつつ、日常復帰できるよう指導していきます。
テニス肘を改善するためには順序があります。
本気で改善したい方は、ぜひゆめたか接骨院グループへご相談ください。
柔道整復師 河合
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